カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

緑学区様AEDトレーニング(緑学区防災訓練)

本日は、コミュニティセンターにAEDを導入いただきました緑学区様のAEDトレーニングの模様をお届けします。

緑学区(名古屋市緑区)様には、緑コミュニティセンターに導入するAED(ZOLL AED Plus)を導入頂きました。AEDはコミュニティセンターロビーに設置。訪れた方の目に入りやすい場所に設置されています。

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AED収納ボックス(扉を開けるとアラームが鳴るタイプ)にAEDを収納して設置しています。
コミュニティセンターは高齢の方も多く利用されることもあり、このたび弊社からAEDをご購入頂きました。

AEDはただ設置しただけでは意味がなく、関係者皆様がAEDの使用を含めたBLS(一次救命処置)を習得するとともに、119番通報や救急車の誘導を行うための体制づくりが非常に大切です。そのため、東海警備はAEDをただ販売するのみならず、すべてトレーニング(講習)付きとしていることは以前お伝えしたとおりです。(詳細はリンクをご覧ください)
http://www.tokai99aed.com/wp/2016/01/26/131/

このトレーニングについては、AED納品と同時に行うことも可能ですし、別の日に行うことも可能です。
過去の例をとりますと、会社の会議にあわせて行う、新入社員研修にあわせて行う、閉店後に全スタッフを集めて行うなどがありました。できる限り多くの皆様にトレーニングを受けていただける日をお選びいただいたほうがより効果的なトレーニングとなります。

今回緑学区様は、年に1回の学区防災訓練にあわせて実施することとなりました。

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消火器による初期消火や応急担架搬送などの訓練がある中で、AEDを用いた心肺蘇生に関するコーナーを弊社で担当しました。

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地元消防団員さんにもお手伝いいただき、学区住民の方に心肺蘇生を体験いただきました。

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過去に救命講習等を受講された方ほど「胸骨圧迫を行うのはたいへん」ということをご存知であり、ZOLL AED Plusに搭載している「胸骨圧迫ヘルプ機能」の有用性を実感していただきました。
(胸骨圧迫ヘルプ機能など、製品概要はリンク先をご覧ください)
http://www.tokai99aed.com/feature.html

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たくさんのお子様もAEDを用いた心肺蘇生を体験いただきました。小学校高学年ともなると、手技ののみ込みが非常に早いですね。
心肺蘇生を行うには力がまだない年齢のお子様でも、救命のためにできることはたくさんあります。例えば学校であればすぐに先生を呼ぶ、家で自分しかいない場合は119番に電話をかけるなどです。
「子どもだからやらせない」のではなく、「子どもでもできること」をしっかり伝え、「いのち」について考える機械をもってもらい、将来さらなるトレーニングを受けてもらうためのきっかけづくりとなる教育を行うことが大切ではないでしょうか。

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企業のみならず、コミュニティセンターといった地域の公共施設へのAED導入も進んでいます。
場合によってはリース契約とし、月々数千円という少ない負担で導入いただくことも可能ですし、地域施設や商店街などへのAED導入については、自治体から助成金が支給される場合もあります。

地域施設等へのAEDの新規導入又は既存AEDの更新は、東海警備までご相談ください!

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AEDの適正な販売設置と一次救命処置の
普及啓発で救命率・社会復帰率の向上を!

東 海 警 備 保 障 株 式 会 社

名古屋市北区清水五丁目8番1号(本社)
TEL(052)914-3351 FAX(052)914-0214

AEDサイト http://www.tokai99aed.com/

名古屋・愛知・岐阜・三重県でのAEDの
導入設置、救命講習のご相談は東海警備へ
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東海警備のAEDは「導入時トレーニング」も付いています

東海警備のAEDは、導入時のトレーニング(AEDを使用した心肺蘇生法の講習会)込みで皆様に提供しています。
誰かの目の前で心臓に原因がある心停止となった方が発生した事例は全国で年間約2万5千件ありますが、まわりに居合わせた一般の方がAEDを使用して電気ショックを行った件数はそのうちの4%程度(年間約1000件)しかありません。平成16年に市民が使用することを目的としたAEDの普及が始まり、60万台以上のAEDが既に販売された現在でもこの件数です。
心臓突然死の多くを占める心室細動(心臓がけいれんする症状)となった人を救う唯一の効果的治療は電気ショックです。ではその電気ショックを行うAEDはどうやったら動作するのか?まわりにたまたま居合わせた人たちが操作するしかないのです。

平成26年中の市民による心肺蘇生まとめ

私どもがお客様からAEDに関するご相談を頂いたとき、「以前AEDを導入したはいいが、取扱いの講習は消防署に頼んでくださいと言われた」というようなお話を伺うことが少なくありません。AEDは設置すれば人が助かるものではありませんし、AEDを使うには「人が倒れたときすぐ動ける自信をつけておく」「心停止かどうか判断する」「同僚らと連携して119番通報やAEDの準備を行う」「AEDが来るまで心肺蘇生を続ける」といったスキルもあわせて必要になります。
また、「施設内のAED設置場所まで最大どれだけの時間がかかるのか」などを予め考え、関係者で救急事案対処に関する共通の認識をもっておく必要があります。(例えば総務課長ひとりが救命処置を習得していても、ほかの方がまったく動けなければ救命は難しくなります)

 

「AEDで大切ないのちを救う」ということを謳い、お客様にAED導入を勧める側が、「いのちを救う」ということをどれだけ考えられているのか。

 

心停止となった方を救い・社会復帰させるために必要なことは何なのか。

 

市民がAEDを使うことができないのは、いままでに数十万台のAEDを販売してきた販売業者にもその責任の一端があるのではないか。AEDをただの商材として扱い、「いのちを救う」という言葉をうわべだけで発してこなかったか。

 

このような考え方から、東海警備はお客様にAEDを提供する際、機器だけをお客様にお渡しするのではなく、「AEDの適正に設置する」「いざというときAEDを効果的に使用する」「倒れた方を救い・社会復帰させる」ために必要な事柄全般について、お客様に提供することとしています。「安全・安心」をお客様に提供する警備会社としてこれは当然の考え方であると私どもは考えております。
その取り組みのひとつが、AED導入時のトレーニングです。AEDを納品する際が、関係者の皆様が一番AEDに興味を持たれるときであり、各部署の皆様が集まって頂けるときでもあります。皆様にAEDを使用した一連の救命活動を身につけて頂くには絶好の機会ですから、この際に60~90分程度のトレーニング(講習会)を開催し、皆様に「自分の施設で人が倒れたらどうするか」を考えていただくきっかけとしています。

 

ここからは、先般AEDを納品させていただいた平松食品様でのAED導入時トレーニングの模様をお届けします。

平松食品様は愛知県豊川市において、大正11年からつくだ煮づくりを営まれている伝統ある企業様です。あさり・はぜ等魚介類の伝統的なつくだ煮・甘露煮の製法を守りつつ、経営理念である「美食一品献上」を具現化し、時代のニーズを捉えた製品の開発、新しいつくだ煮料理の発信を行う食品メーカー様で、工場直売店『美食倶楽部』でも商品を購入することが可能です。
(平松食品様ウェブサイト http://www.bisyoku.com/company.html

今回は直売店『美食倶楽部』様と、工場様の2箇所にAEDを導入頂きました。

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平日昼間の多忙な時間にも関わらず、たくさんの社員様にお集まり頂きました。
AEDの効果や、AEDを使用した心肺蘇生について、まず動画で説明を行います。
(東海警備オリジナル動画『動画で分かる!ZOLL AED Plus』を使用しています)

動画はこちらからご覧いただけます https://www.youtube.com/watch?v=HtyVA3IdTzA

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トレーニングに参加頂く社員様には予め「普段業務を行っている格好で参加してください」とお願いしています。心肺蘇生の講習会というと動きやすい格好で参加される方も多いのですが、人が倒れたときに着替えるわけにはいきません。普段と同じ状況で手技を体験頂くことが、いざというときの心構えや対策にも繋がります。
実際に業務を行う場所で訓練を行うことが一番効果も高いのですが、食品製造工場ということもあり、今回は会議室でトレーニングを行いました。

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以前、消防機関の救命講習に参加経験のある社員様も、「胸骨圧迫ってこんなに大変だったっけ?!」と仰っていました。繰り返し訓練することが大切ですね。

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いざAEDを準備する際は、設置場所である事務所で普段業務を行っている社員様が現場まで走ることになるかもしれない・・・ということで、実際に事務所から走ってAEDを準備して頂きました。
「走ってAEDを持ってきたけど、このあと心肺蘇生をやるには体力が・・・」「ほかの人にすぐ代わってもらわないとね」と、実際の対処の際、より良い方法は何か、皆様で考えて頂きました。

私どもは警備会社であり、警備業務中に救急事案の対応を行うことは日常的なことでもあります。そのノウハウを生かし、皆様に「人が倒れたらどう行動するか」「何を普段から備えておくべきか」に関するアドバイスを行うことも可能としている点が、東海警備のAEDサービスの強みであると考えております。

AEDは価格だけで決めて良いのでしょうか?
AEDを設置する本来の目的を考えたご検討を頂ければ幸いです。

 

 

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新しい心肺蘇生のガイドライン JRC-G2015

“新しい心肺蘇生のガイドライン JRC-G2015”

心肺蘇生法等の手順は5年に1回改訂され、新たなものが発表されますが、2015年版の新しいガイドラインが既に発表されています。
今のところオンライン版のみ公表されていますが、公表後の修正を加え、引用文献等を記載した完全版が来月出版される予定です。(オンライン版は一般社団法人日本蘇生協議会のウェブサイトから閲覧できます。)

http://jrc.umin.ac.jp/

「国際的な心肺蘇生のガイドライン」と言われることもありますが、現在のガイドラインは国際的に同じではなく、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)が発する「CoSTR」という勧告に基づき各国の機関が自国の実情をかんがみたガイドラインを作成しています。ここでは日本蘇生協議会(JRC)が策定した日本版ガイドライン2015年版(JRC-G2015)について、変更点や特に注意が必要な部分をお話しします。

市民向けBLS(G2015)
※この図は、一般の方でもわかりやすいように文言等を一部修正するとともに、現場で必要な注意事項等を一部追加しています。

“119番通報について”

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市民救助者は119番通報を行い、消防官の口頭指導(電話越しでの心肺蘇生法等のレクチャー)を受けながら心肺蘇生を行うことが望ましいと、G2010から引き続き記載されています。
近年は携帯電話が普及しており、ハンズフリーのモード(スピーカーモードなど)も多くの携帯電話で装備されていますので、現場では「周りの人に119番通報を依頼する」と基本の方法だけでなく、救助者自身が携帯電話で119番通報を行い、ハンズフリーのモードで消防官から口頭指導を受けながら胸骨圧迫等を続けることも考えるべきでしょう。

“呼吸の確認について”

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「呼吸なし又は死戦期呼吸」の場合には心停止と判断し、直ちに胸骨圧迫を開始するとされており、さらに「わからないときは胸骨圧迫を開始する」ことが明記されました。
これは平成23年にさいたま市の小学校で心停止となった小学生に対し心肺蘇生が行われなかった事故などによるものと思われます。

突然の心停止の際には、「死戦期呼吸」と呼ばれる、しゃくりあげるような動作や、口をぱくぱくして首を動かすような仕草がよく生じます。そのため市民救助者が「呼吸はしている」と判断して心肺蘇生が行われず放置されるという事例が少なくありませんでした。(上記のさいたま市の事例も、死戦期呼吸を「呼吸をしている」と誤って判断したため対応が送れたいわれています。)

ある文献によると、倒れた瞬間が目撃された心停止の約55%で死戦期呼吸が発生するも、呼吸をしていると誤解されるために心停止傷病者の約20%は心肺蘇生を受けることなく放置されるといわれていますが、死戦期呼吸がない傷病者に比べ、死戦期呼吸がある傷病者は助かる確立が約5倍あるともいわれています。
かつてのガイドラインでは「呼吸があるかないか」と表現していたものの、死戦期呼吸の傷病者が放置されるケースが多く、G2005からは「普段どおりの呼吸があるかないか」という表現に変更されたものの、「死戦期呼吸が心停止のサインである」ことがなかなか浸透せず、放置される傷病者が未だ生じてしまっているのです。

(死戦期呼吸は東海警備の「動画でわかるZOLL AED Plus」でも映像で説明しています)
https://www.youtube.com/watch?v=HtyVA3IdTzA

“胸骨圧迫について”

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G2010では「少なくとも1分間に100回のテンポ」「少なくとも5cm沈むくらい」というように、速さと深さは上限が定められていませんでした。
しかし胸骨圧迫は速くなりすぎると圧迫の深さが不十分となり、血流が減少してしまいます。(自転車の空気ポンプをすごく速く動かそうとすると、最大のストロークでのポンプができなくなるのと同じです)
また、圧迫の深さも、過剰な強さで圧迫を続けると傷病者の身体に不要の損傷を与えるおそれがあるため、それぞれ限度が定められました。

速さは「1分間に100~120回のテンポ」、深さは「約5cm(6cmを超えないこと)」とされていますが、トレーニングにおいて圧迫が6cmを超えていないことを判断するのは困難なことですし、もともと市民救助者は生身の人間に対し胸骨圧迫を行う恐怖感から圧迫が浅くなり、それを防止するためG2010では「少なくとも5cm」という表現を用いていました。上限を強調しすぎると「限度を超えてはいけない」と強い圧迫を躊躇するおそれもあることから、もしかしたら市民向けの講習では圧迫の深さの上限はさほど重要視されないのかもしれません。

なお、ガイドライン内には「心肺蘇生の質に関するリアルタイムフィードバック装置の使用」についても記載されています。

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東海警備が取扱うAED「ZOLL AED Plus」は、胸骨圧迫の状況をリアルタイムで検知し、必要な行為を「もっと強く押してください」など音声で指示する機能を有したAEDです。

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圧迫の強さのゲージ(ディスプレイの最右部)についても既に5~6cmを適正としていますから、圧迫の深さの上限に関する定めにも対応済みです。

(ZOLL AED Plusの詳細についてはこちらをご覧ください)
http://www.tokai99aed.com/feature.html

“人工呼吸について”

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人工呼吸はある程度の訓練が必要であり、効果的な人工呼吸を行うスキルを持ち合わせていない市民救助者は、胸骨圧迫のみの心肺蘇生を継続するとされています。
この人工呼吸を省略した「胸骨圧迫のみの心肺蘇生」が近年普及し、市民救助者による心肺蘇生実施の件数も年々増加していますが、同時に誤解も広まっています。
それは、「いまは人工呼吸は不要である」という考え方です。

そもそも胸骨圧迫のみの心肺蘇生を普及させた理由として、「傷病者に口をつける人工呼吸は難しく、心的負担にもなるため、人工呼吸に抵抗感がある救助者が胸骨圧迫すら行わなくなることを防止する」「倒れた瞬間を目撃している心臓が原因の心停止(心原性心停止)であれば、血中に酸素があるため、胸骨圧迫のみでも傷病者を救うことができる」というものがありました。胸骨圧迫のみの心肺蘇生はあくまで「倒れた瞬間を目撃している成人の心原性心停止」を対象とした(我が国における心臓突然死の減少を目的とした)ものなのです。

しかし心停止はこれ以外の状態もたくさんあります。窒息や溺水などは呼吸停止から心停止に至る「呼吸原性心停止」ですし、子どもの心停止は圧倒的に呼吸原性心停止が多いので、人工呼吸で血中に酸素を取り込ませないと、いかに胸骨圧迫を行っても脳のダメージを防止できません。また、心停止から時間が経過している心停止も血中の酸素が消費されてしまっているので人工呼吸が必要です。したがって、このようなケースに対応すべき立場の方(プール監視員や学校教職員、保育士など)は人工呼吸スキルも習得すべきなのです。
胸骨圧迫のみの心肺蘇生はあくまで対応義務のない、善意で心肺蘇生を行う市民救助者用の手技であり、医療の専門家ではないものの職務の特性から傷病者の対応を行う義務がある方向けのものではないことをご承知おき頂ければ幸いです。

心肺蘇生に関し、G2010からG2015への大きな変更点は上記のようなものです。(ファーストエイド等についてはまた別の変更点があります)
手技の流れ自体は特に変わっておらず、細かな注意点が増えたといった感覚かもしれません。

(G2010での心肺蘇生はこちらから動画をご覧いただけます)
https://www.youtube.com/watch?v=HtyVA3IdTzA

なお、我が国の心肺蘇生教育は少々不思議な現象が起きています。
市民を対象とした心肺蘇生講習(消防機関の救命講習など)はこのJRCガイドラインに基づき行われるのですが、医療従事者の講習はAHA(アメリカ心臓協会)ガイドラインに則って行われるものが多いのです。AHAの講習は市民向けのものも開催されているため、日本人が知っている心肺蘇生の手順は皆同じというわけでもないのです。

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弊社が行う各BLSトレーニングサービス(心肺蘇生法やAED使用に関する出張講習)はこのJRCガイドラインの発表を受け、現在教材の仕様変更を行っているところです。春頃にはG2015に則った講習を皆様にお届けできる予定です。

 

 

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【救命講習】AED/BLSトレーニングを受けてみませんか② 愛知 名古屋 【AED講習】

“警備会社が提供する救命講習”

前回に引き続き、東海警備のAED/BLSトレーニングサービスをご紹介します。
我が国においては、心肺蘇生法等を学ぶいわゆる「救命講習」の多くは消防機関が提供してきました。
そのため多くの方が会社等において心肺蘇生法を学ぶ場を設けようとする場合、「消防署に頼む」という考えを持たれますが、多くの消防機関では救急車に乗務する救急隊員が救命講習の実施も担っており、企業等に出張しての講習はなかなか行うことができないのが現状です。

私ども東海警備は「安心安全」を皆様に提供するという警備会社の社会的責任を踏まえ、胸骨圧迫やAEDによる電気ショック等を行う一次救命処置(BLS)のトレーニングを皆様に提供しています。
民間企業による救命処置の講習会は我が国ではまだあまり馴染みがありませんが、長年の警備員に対する教育訓練の経験等も生かし、東海警備の「AED/BLSトレーニングサービス」は次のようなコースが設定されています。

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“BLS入門コース”

成人に対する心肺蘇生法を学ぶ、90分のコースです。
街中や職場で突然発生する成人の心原性心停止(心臓に原因がある心停止)における傷病者の社会復帰を目指し、心停止の判断や胸骨圧迫を身に付け、119番通報を迅速に行い消防官の口頭指導を受けながら心肺蘇生を実施するスキルを身に付けます。
企業や町内会等の皆様から救命講習の依頼を受ける場合、時間的都合をかんがみて多くの場合90分での実施を望まれます。講習時間が長ければその分たくさんのトレーニングを行うことができますが、まずは「できることから」始めていただくことが大切です。

【受講対象者】
身近なところで心停止傷病者が発生した際に、その人を助けるための最低限のスキルを身に付けたい方(救命処置を行う職務上の責任がある方の初回受講には、このコースは推奨しておりません)

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“BLSベーシックコース”

成人に対する心肺蘇生法、止血法、窒息の解除法を学ぶ、180分のコースです。
入門コースと同様に、街中や職場で突然発生する成人の心原性心停止(心臓に原因がある心停止)における傷病者の社会復帰を目指すことを主眼として、心停止の判断や胸骨圧迫を119番通報で消防官の口頭指導を受けながら確実に実施するスキルを、反復した実技訓練により身に付けます。また、大出血がある場合の止血法や、喉に物が詰まったときの窒息の解除法を学びます。
家族や同僚など身近な人が倒れた際の対応を訓練したい場合はもちろんのこと、商業施設の店員や清掃職員など、見ず知らずの第三者が倒れた際に一定の対応を求められる立場にある方等のトレーニングにも適しています。

【受講対象者】
家庭や職場などで心停止や窒息、大出血といった重篤な傷病者が発生した際に、その人を助けるためのスキルを身に付けたい方(救命処置を行う職務上の責任がある方の初回受講には、このコースは推奨しておりません)

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“BLSレスポンダーコース”

我々警備会社はもちろん、介護施設職員や学校教職員、保育施設職員、交通機関関係職員などは、いざ勤務先で傷病者が発生した場合、医療の専門家が到着するまでの間、適切な救命処置を行う職務上の責任があります。また、単に心肺蘇生等の手技を行うのみならず、的確な通報連絡、資機材の準備、救急隊の誘導、現場の管理(野次馬の排除や記録等)をスタッフ間で連携して行うことができなければ、適切な事案対処は成し得ません。
そのため、このコースでは質の高い心肺蘇生スキルだけでなく、スタッフ間の連携や現場の管理など、救急事案発生時から結末までの一連の対応を習得することを目的としています。人工呼吸時の感染防止デバイスには「ポケットマスク」を使用します。

このコースは、東海警備のAED/BLSトレーニングサービスのうち最も特色あるものです。
消防機関が行う救命講習は、一般市民による善意の救命処置の実施率を向上させることを主眼とした「普及啓発」の意味合いが強い講習ですが、心肺蘇生法等の手技のみ訓練する講習であり、医療の専門家ではないものの救命処置の実施を求められる方に必要な「現場対応スキル」を学ぶことはほとんどできません。野球でキャッチボールばかり上手になっても試合に勝てないように、救急事案の対処も個々の手技を身につけるだけでは不十分なのです。
また、このような職種にある方は、AEDを使用するにあたり所定の要件を満たした講習の受講義務があることを厚生労働省が定めています。この「レスポンダーコース」は、その講習の要件を満たしたプログラムを提供できるよう内容を構成しています。

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私どもは警備会社である以上、救命処置に関するスキルは必須であり、さらには現場の管理等を適切に行うことが当然求められるため、それに対応した訓練を社員(警備員)に対し実施してきました。そのノウハウや経験を生かし、「医療の専門家ではない対応義務者」の皆様に現場対応スキルを身につけていただくための教育プログラムを策定しました。
火災や地震が発生した際の訓練は法の定めもあり様々な施設で行われていますが、それらよりはるかに発生頻度の高い救急事案に関する訓練を行っている施設はどれだけあるでしょうか?1分1秒を争う傷病者対応のための「救急訓練」を皆様の施設でも取り入れてみませんか?整備された教場でのトレーニングのみならず、お客様の施設の営業等に妨げにならない範囲で実際の施設を用いた一連の現場対応シミュレーション訓練等も行います。

【受講対象者】
介護施設職員や学校教職員、保育施設職員、交通機関関係職員、警備員など、医療の専門家ではないものの、その職務の特性から傷病者発生時に適切な現場対応を行う職務上の責任がある方

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“オーダーコース”

上記の正規コース以外のプログラムを付加したい場合や、正規と異なる時間数・人数で講習を開催したい場合に、お客様のご要望にあわせて講習プログラムを策定するコースです。過去にあったオーダーには次のようなものがあります。まずは弊社担当者にご相談ください!

・電気工事作業員に対し、心肺蘇生法だけでなく、感電事故のメカニズムや防止策、電気工事現場での傷病者対応時の安全管理法を学ばせたい(電力会社様)

・学校の文化祭の1コーナーとして、心肺蘇生法やAEDの体験コーナーを設けたい(私立高等学校様)

・地域の防災訓練の1コーナーとして、心肺蘇生法やAEDの体験コーナーを設けたい(学区役員様)

・会合で社員が集うので、胸骨圧迫の体験を短時間で行うとともに、AEDがどのようなものであるのか紹介してほしい(一般企業様)

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“小児・乳児への心肺蘇生法”

子どもは「単に成人の体が小さくなったもの」ではなく、心停止のメカニズムや対応法も成人とは異なるものが求められます。成人マネキンで心肺蘇生をトレーニングしたから大丈夫!と思っていませんか?
東海警備のAED/BLSトレーニングサービスは、基本的には成人マネキンを用いて、成人が心停止となった場合の処置をトレーニングするものではありますが、オプションで子どもの心停止の処置をトレーニングすることも可能です。(別途料金が発生します)
小学校や保育所で勤務される方や、子どもの心停止に遭遇する可能性が高い方(少年スポーツ関係者や保護者など)は、子どもの心停止を想定したトレーニングを受けられることをお勧めします。

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“講習費用について”

消防機関の救命講習開催は行政機関の行為であり、受講料はほとんどの場合無料です。そのため我が国では「心肺蘇生は無料で学ぶもの」という認識をもった方が多いのではないでしょうか。東海警備のAED/BLSトレーニングサービスは、民間企業が提供する教育プログラムであるため、たいへん申し訳ございませんが受講料を頂いております。その料金は一見「高い!」と思われるかもしれません。
しかし、私どもの講習は、その内容、教材、機材(マネキンと受講者の比)、インストラクターのスキルなどすべてをご覧頂ければ、その受講料は決して高くないものであると自負しております。
また、特に「医療の専門家ではない対応義務者」の皆様に対するトレーニングは、「職業訓練」であり、職務上必要なスキルの習得のための講習であると考えれば、他のジャンルの講習と同程度又は安いくらいの料金設定であると考えております。

料金等についてはこちらもご覧ください
http://www.tokai99aed.com/training.html

まずは弊社担当者までご相談ください。
皆様のニーズや職種、現場にあわせた最適の講習プランを皆様にご提供します!

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【救命講習】AED/BLSトレーニングを受けてみませんか① 愛知 名古屋 【AED講習】

心停止となった方を救うために・・・

心停止となった方の救急搬送件数は毎年約12万件あり、そのうち約2万5千件は、倒れた瞬間を周囲に居合わせた一般市民が目撃した心原性心停止(心臓に原因がある心停止)です。
このケースでは、周りに居合わせた方(バイスタンダー)が迅速に救命処置を行うことにより、命を救うことができる可能性が高いものです。

このケースにおいては、平成25年中では約半数の13,015件でバイスタンダーによる心肺蘇生法が実施されており、実施されなかったケースに比べると生存率は1.7倍、後遺症なく社会復帰できた率は2.1倍となり、バイスタンダーによる心肺蘇生法の実施がいかに重要かがうかがい知れますが、もう半数の12,454件の方には未だ迅速な処置がなされておらず、「救えたはずの命」がまだ多く存在することも示しています。119番通報を受けてから救急車が現場に到着するまで平均8.5分を要する今、「倒れてから3分が勝負」である心肺蘇生を救急隊任せにはできないのです。

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昨年NHKが一般市民を対象に行った調査によれば、約半数の方が心肺蘇生法やAEDの使用を「できない」と回答しており、その多くの理由が「やり方・使い方がわからない」というものです。

倒れた人を発見したときには「勇気を持って手当をしてください」とよく言われますが、心肺蘇生法等の手技を知らない、体験したことがない、自分が手を出して悪化させたら心配などの不安要素が存在する限り、勇気が出るはずもありません。
医療の専門家ではない方が心肺蘇生法等の一次救命処置(BLS)を行うことはたいへんな負担を伴うものであり、現場には活動上の危険も伴う場合もあり、正直なところ「困ったときはお互い様」「善良な心をもって助けて」というだけでは市民による安全かつ効果的な救命処置の実施は成しえません。

救命処置に関する諸々の不安を取り除き、いざというとき手を差し伸べることができるようにするためには、心肺蘇生法等に関するトレーニング(一般的には「救命講習」や「AED講習」などと呼ばれる講習)を定期的に受けておくことが望まれます。

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東海警備のAED/BLSトレーニングサービス

我が国における心肺蘇生教育の多くは、消防機関の「救命講習」によって行われていきましたが、救急車に乗務する隊員が兼務で講習を担当しているなど、多くの市町村では市民からの受講ニーズはあるものの講習を提供しきれていない状況にあります。そのため、東海警備も「安心・安全」を提供する事業の一環として、「AED/BLSトレーニングサービス」を皆様に提供しています。
行政機関である消防機関が行う救命講習と異なり有償での講習ではありますが、一般的な救命講習とは異なる次のような特徴があります。

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① より多くの実技訓練を行うことができるよう、1体のマネキンに対し受講者を3名までとすることを基本としています。(消防機関等の講習では、1体のマネキンを5人以上の受講者が使用することもあり、少しの時間しかマネキンを用いた訓練を行うことができない場合もあります)

② 数々の警備現場で警備業務に従事し、救急事案対応の経験を積み、さらに専門的な教育を受けたインストラクターが指導を担当。心肺蘇生法等の手技のみならず、119番通報や機材の準備、救助者どうしの連携など、救急事案の対応に必要な一連の活動についてもレクチャーします。

③ 映像やスライドを多用し、よりわかりやすい講義や、効果の高い実技訓練を提供します。テキストも東海警備で独自に作成したものを使用します。

④ お客様の事業所や店舗において救急事案が発生した際に適切な対応を行うことができる体制づくりがされているかをレビューし、必要なアドバイスを行うことも可能です。

⑤ 警備員に対する救急事案対応教育のノウハウを生かし、学校教職員様や介護施設職員様、公共交通機関関係者様など、医療の専門家ではないものの、その職務の特性上、利用客等に対して救命処置を行う責任がある方向けのカリキュラムを有しています。(消防機関等の講習は、基本的には善意で心肺蘇生を行う方への普及啓発活動であり、職業訓練としての救命処置のトレーニングが可能な機関は数えるほどしか存在していません)

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ビルメンテナンス会社様や清掃会社様、電力会社様、物流会社様、学校様など、多数の皆様に東海警備のAED/BLSトレーニングを受講頂き、高い評価を頂いております。
また、弊社で定める基本カリキュラム以外にも、依頼者様のニーズ(時間数や受講人数、内容等)にあわせたオリジナルの講習を提供することも可能です。

次回は東海警備のAED/BLSトレーニングの各コースの特徴をご紹介いたします。

東海警備AED特設サイト(AED/BLSトレーニングのご案内)
http://www.tokai99aed.com/training.html

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AEDの適正な販売設置と一次救命処置の
普及啓発で救命率・社会復帰率の向上を!

東 海 警 備 保 障 株 式 会 社

名古屋市北区清水五丁目8番1号(本社)
TEL(052)914-3351 FAX(052)914-0214

AEDサイト http://www.tokai99aed.com/

名古屋・愛知・岐阜・三重県でのAEDの
導入設置、救命講習のご相談は東海警備へ
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